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障害者在宅複合型施設 きなせ家

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去る10月1日夕方、きなせ家・さくらの里合同職員会議を開催し
上半期の業務振返りと各事業の成果発表を行いました。
成果発表では、作業座席の向きやパーテーションによる刺激を軽減する工夫や
限られたスペースを最大限に活用して個別の空間を確保する取り組みなどの報告がありました。
環境が変わるとご利用者、そして職員も行動が変わる・・・皆がそう確認したと思います。

その中できなせ家生活介護からは、個別支援の実践報告がありました。
行動記録+過去情報の再確認→再アセスメント→構造化、座席や活動の見直し、肯定的な関わり
特に肯定的な関わりのところでは
「自分のしたことをいきなり否定されると私もイラっとします。
 ご利用者も同じだと思う。肯定的な言葉をたくさん伝えていきましょう」
と、Ⅿ支援員のさわやか且つ力強い語りに、胸が熱くなりました。

今回、Zoomを使った2施設間でのリモート会議にも挑戦しました。
画面の共有や音声調整等々、スムーズとまではいきませんでしたが
何とかやることが出来ました。
発表者4人、研修係、準備に関わった職員の皆様、お疲れ様でした。
ありがとう!!


# by kina9300 | 2021-10-12 16:36

半年ぶりの更新

きなせ家・さくらの里に異動となり早半年。
手つかずだったこのブログをようやく再開します。

8月30日から新潟青陵短期大学から実習生がきています。
「職員がどのようにご利用者と関わっているか」
「どんな配慮や支援を行っているのか」
これらを学びたいという実習計画にそって
ご自身からも積極的にご利用者へ話しかけておられました。

実習指導K支援員の日誌コメントを1つ紹介します。
「話をすることだけでなく、相手の話すことを受入れて理解しようとする姿勢で聴くことが大切であり、
 相槌やうなずく仕草を意識すると相手は更に話しやすくなります。」

関わる=話しかける、ことに注目しがちなところを、そればかりではないと丁寧に教えることができる
K支援員は、そんな立派な、素敵な、専門性を備えた職員です。
そして本日が実習最終日。
振り返りでは「実習生に伝えることで自身の振返りや反省になるといつも感じる。貴重な経験でした。」
と話してくれました。
私自身も初心に帰る様な経験をさせてもらいました。
実習生さん、K支援員、ありがとうございました。



# by kina9300 | 2021-09-10 15:58

 重い障害があっても必ず「気持ちや意い」はあります。 それではその人の意思をどのように受け止めたら良いのでしょうか? 意思を表すことが困難な人であっても、本人抜きに決めることがあってはなりません。本人以外の人が「判断、決定」するのは最後の手段です。

意思決定支援は、「自己決定に困難を抱える障害者などが日常生活や社会生活に関して自らの意思が反映された生活を送ることが可能となるように、本人の意思の確認や意思及び選好の推定、最善の利益のために事業者の職員が行う支援の行為及び仕組み」(厚労省ガイドライン)とされています。

わかりやすく言うと、どんなに障害が重くても意思を受け止めて、障害者本人が自分で決めることができるように「出来ることは見守り、出来ないところはお手伝いする」と言うことです。

これまで今日何を食べるか?何を着て過ごすか? であっても「職員の基準であったり「職員の思い」での判断が全く無かったとは言いにくいです。 以前にも書いたことがありますが、入所施設からグループホームを希望しても「あなたには無理」と、一方で利用者本人が知らない間にグループホームから施設入所など利用者本人の意思決定に重要な場面もありました。

 これらは (本人のため、良かれと思って)代弁や判断能力の程度評価の上であるとは思いますが、このような場合には体験をするなど「本人の意思確認」、「判断の根拠」を明確にした「支援」が必要だと思います。

どうしても「本人が意思決定する」ことが難しい場合は、その人を良く知ること(複数の関係者から日頃の暮らしぶり、嗜好、興味など情報収集)によって 「客観的」 に意思を推定する」ことになります。



# by kina9300 | 2021-03-31 09:40

先般、県協会の権利擁護・虐待防止委員会があり、「虐待通報における課題」、「(事業所)虐待防止委員会の役割」、「令和3年度権利擁護虐待防止研修」などについて話し合いを行いました。

障害者虐待では(虐待と思われる障害者を発見した場合、または疑いがある場合、事実確認が出来なくても)通報義務が法律で規定されていますが、実際には「不適切な支援(まだ虐待ではない支援と言うことで表面に出てこない)」で済まされていことも多く「虐待と不適切な支援の境界が極めて曖昧」になっています。

「虐待」には犯罪や犯罪に近いもの、明らかに適切ではない支援、状況によっては適切ではない支援など重大なものから見過ごしてしまうようなものまで様々あります。

同じ場面に遭遇しても「これは虐待」 「不適切な支援」 「問題なし」 といった見方が職員によって分かれることがあります。虐待であるかどうかは多数決や私たちが判断するものではありませんし、虐待者の意図の有無、被虐待者の自覚の有無も問わないことも知られているとおりです。 一部の関係者の判断によって「虐待(不適切な支援)を無かったことにする」こともダメです。

そのように考えると事業所全体で 「不適切な支援(ここまではまだ虐待ではない)」 と言う考えを改めて「不適切な支援も虐待(の芽)である」 と捉えることが必要です。

 虐待(不適切な支援)防止の近道は「虐待の芽を摘むこと (職員を排除することではありません)」 で、虐待の 原因(責任)を虐待者のみに押し付けることはおかしい ことです。 虐待はその 事業所全体で解決する問題です。

そのためにも 「不適切な支援も虐待である」 との 共通認識を職員全体で持つことが大切です。 

  


# by kina9300 | 2021-03-23 08:55

合格発表


 福祉に携わる者が目標とする三大福祉国家資格と呼ばれているものには①社会福祉士、②精神保健福祉士、③介護福祉士がありますが、この中で難易度が高いものは社会福祉士と言われています。

 令和2年度(第32回)社会福祉士国家試験の合格者が315日に発表 されました。 今年度の合格率は、29.3%で10人が受験して3人が合格 したことになります。 (医師国家試験の合格率は90%超)

 この試験でやっかいなのは(150問出題中)合格基準点に達していることはもちろんですが、18科目全てで得点 があることです。 この18科目には障害者福祉、高齢者福祉、児童(家庭)福祉、地域福祉、社会保障、相談援助、権利擁護、福祉経営など多岐にわたりますので福祉に関する幅広い知識(不得意分野の受験対策)が必要です。

 現在、社会福祉士は「名称独占」の域ではありますが、知り合いの法人では(障害・高齢)相談員要件が 社会福祉士資格所有 であったり、独立して「社会福祉士事務所」 を開業していたりと福祉職場や地域の中でその専門性を発揮しています。 が自分としては「人脈(高齢の時も、障害の時も)人とのつながり)」によって、多くの場面で相談や教えてもらったことが役に立ったと実感しています。 他にも新潟市の障がい支援区分認定等審査会委員は社会福祉士会から出席しています。 審査会は多職種(医師、精神保健福祉士、介護福祉士など)との合議体ですので専門的立場からの意見交換はとても有意義です。

 ちなみに、介護福祉士の合格発表は326(金)です。



# by kina9300 | 2021-03-17 09:24